線路端風景録

海岸段丘

海岸線のすぐそばに段丘崖が迫る追良瀬の海岸。
追良瀬川の南側では国道も線路と共に海岸線に沿って通るが、北側は国道が段丘面に上がってしまう。
台の上に鉄道を通せるはずもなく、ここでは五能線だけが海と崖の間隙を縫う。

海に突き出るようにある塩見崎の近くから夕暮れの海岸をいく列車を狙った。
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2017/5/4 2833D 五能線 追良瀬~驫木

遠くまで続く崖は、ゴールデンウィークの喧騒すらよそにする。
そんな気がした。
川の向こう側に姿を現した列車はすぐには足元にやってこない。
広がる海を眺めながら、ゆったりと流れる時間を楽しんだ。

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# by wakashiosai | 2017-06-13 20:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

赤+青

GWは遠く青森まで。2年ぶりに足を運んだ。

何度か訪れた北東北、撮影対象はブルトレや485系・583系がメインとなっていた。
それらのすべてが過去の物となってしまった今。
本線をゆく花型に隠されてしまっていた物たちに焦点を当てる。
男鹿線に蓄電池車が入るなど、ついにキハ40系にも終わりが見えてきたようだ。

深夜の東北道をひたすら走るということは今回はせず、18きっぷを使った旅行のように急がず北を目指す。
黒埼PAで2時間半ほど仮眠し、笹川流れ回りで勝木を目指す。
日本海を望む国道沿いの撮影地で新潟色のキハを撮ることにした。
到着した場面では山の影が迫っていたが、通過までには無事抜けた。
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5/3 821D 羽越本線 勝木~府屋

色の種類が豊富な新津のキハ40。
どれが来るかは通過するまでのお楽しみという時もある。
個人的な好みも分かれるものだとは思うが、好きな色を追いかければよいと思う。
新津だけでも数色あるが全国各地様々な塗色が走っている。
西の方では朱色への統一が進むものの、各地域ごとの個性が垣間見えて面白いものだ。

時折休憩を挟みつつ、日本海側を北へと向かった。

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# by wakashiosai | 2017-05-26 21:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

すぐそこにある非日常

「なにもない」があるところ。
目立った観光地などは少ないし沿線は田んぼや山林ばかり。
確かに「なにもない」ところなのかもしれない。

でも、そんなものは宣伝のための文句でまやかしにすぎないと思うんだ。
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2017/4/16 いすみ鉄道いすみ線 102D  総元~西畑

非日常的な光景が広がる沿線。
こうして春になれば花咲き誇るポイントがあるのだから。

東京から1時間半の非日常空間。
近さゆえにいつでも、何度でも行くことが容易である。
刺激的だったはずの沿線風景がいつもの景色になってしまうのかもしれない。
きっとそれは恐ろしいことなのだ。

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# by wakashiosai | 2017-05-10 21:00 | 鉄道撮影(私鉄) | Comments(0)

ねがいごと

今にのこるかつての記憶。
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2017/3/20 いすみ鉄道いすみ線 103D 大多喜~小谷松

菜の花がキハを彩る。
奇跡の復活車は今年も一足早い房総の春を走る。

 ・

未熟者なりにじっくりと計画を練った。
手段はなく方法も知らなかったがそこそこ楽しんでいた。
今となればよい思い出の一つである。
しかし欲望とは恐ろしいもので、彼の地をゆく姿をもう一度見たいと思うようになってしまった。
帰らぬ過去に囚われて叶わぬ想いだけが加速する。


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# by wakashiosai | 2017-03-22 20:00 | 鉄道撮影(私鉄) | Comments(0)

春を掴め

今日は啓蟄。
日増しに太陽は高く昇るようになって、暖かくなり、昼が長くなっていく。
冬型も長持ちしなくなるなど、至るところに春を感じるようになった。

花が咲き誇り、枯れていた山が一斉に芽吹く。
彩ゆたかな季節までもう少し。
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2015/4/12 東北本線 437M 大河原~船岡

変わりやすい天気とすぐさま移ろっていく彩りの数々。
勝利の喜びも敗北の悔しさもその場にいるから味わえるもの。
いつまでも冬ごもりしているだけで得られるものは何もない。
進みゆく季節と共に次なる一歩を踏み出して、来る春を掴みたい。

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# by wakashiosai | 2017-03-05 18:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)