線路端風景録

ねがいごと

今にのこるかつての記憶。
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2017/3/20 いすみ鉄道いすみ線 103D 大多喜~小谷松

菜の花がキハを彩る。
奇跡の復活車は今年も一足早い房総の春を走る。

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未熟者なりにじっくりと計画を練った。
手段はなく方法も知らなかったがそこそこ楽しんでいた。
今となればよい思い出の一つである。
しかし欲望とは恐ろしいもので、彼の地をゆく姿をもう一度見たいと思うようになってしまった。
帰らぬ過去に囚われて叶わぬ想いだけが加速する。


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# by wakashiosai | 2017-03-22 20:00 | 鉄道撮影(私鉄) | Comments(0)

春を掴め

今日は啓蟄。
日増しに太陽は高く昇るようになって、暖かくなり、昼が長くなっていく。
冬型も長持ちしなくなるなど、至るところに春を感じるようになった。

花が咲き誇り、枯れていた山が一斉に芽吹く。
彩ゆたかな季節までもう少し。
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2015/4/12 東北本線 437M 大河原~船岡

変わりやすい天気とすぐさま移ろっていく彩りの数々。
勝利の喜びも敗北の悔しさもその場にいるから味わえるもの。
いつまでも冬ごもりしているだけで得られるものは何もない。
進みゆく季節と共に次なる一歩を踏み出して、来る春を掴みたい。

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# by wakashiosai | 2017-03-05 18:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

春一番

昨日(17日)は春一番の発表があった。
やってくる彩のある景色の到来に期待を寄せる人も多いのだろう。
冬将軍もまだ負けるわけにはいかないようで、前線が抜けた今日は冬の気温となった。

寒さ極まる頃であるといわれている昨月26日は雪景色を求めて只見線へ向かった。
当日の午前中は気圧の谷により雪が舞う天気で、第一橋梁から見える景色は去年より多くの雪があったものの雪晴れの中の俯瞰は叶わなかった。

沿線を走り回っているうちに雲は流れていき、よく抜けた青空が広がった。
向かった先は会津川口駅近くの上井草橋を渡り右へ少し行ったところにある対岸に線路を見渡せる場所。
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2017/1/26 只見線 430D 会津中川~会津川口

木々が纏っていた雪は晴れて気温が上昇したためかほとんど落ちてしまったようだ。
慌てて雪の中を歩いていって濡れた冷たい足先も気にならなくなるほどにゆっくりと走っていく列車へ夢中になってシャッターを切っていた。

関東に住んでいる者にとって全てが非日常の光景である只見線の更なる非日常。
深い雪に閉ざされる地域で暮らしていくこと、その基盤を守ることは想像するに余りある大変なものであろう。
この冬も無事に乗り切ることができれば暖かい季節が待っている。
しかし、この雪景色とはまたしばらく会えなくなるのだと思うと少し寂しいものがある。

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# by wakashiosai | 2017-02-18 17:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

短編成

数年前に蓄電池車が導入され、しばらく様子見なのか昼間に1本が往復していた烏山線。
ついに全車置き換えの発表がなされた。東京から一番近いキハ40形もまもなく見納めになるようだ。

駅の先端に立ってひっきりなしにやってくる電車を撮りまくるということを久しくしていない。
そのためか、最近は以前よりも長い編成の列車を撮る機会が減ってしまった。
烏山線は長くても3両。日中は2両編成が走る路線。
オーソドックスに引いて撮るのもいいが、せっかくの望遠レンズなのでそれを少し活かしたい。
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2017/1/6 8332D 烏山線 鴻野山~大金

面がちにしても意味はないので線路からやや離れたところに立ってACCUM代走を狙う。
日中、特に朝ラッシュが過ぎた後は本数が少ないのでこの代走はありがたいものである。
正午過ぎにやってくる宇都宮行はこの時期らしい柔らかい光線を浴びてやって来た。
面が若干弱いが先頭形状の具合がよく分かるこのくらいがちょうどよく見える。

似た写真が多くなってしまうことはわかっていても、最後にもう一回くらい行ける機会はないかと思う。

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# by wakashiosai | 2017-01-21 20:30 | 鉄道撮影(関東・JR) | Comments(0)

逃せない大きな魚

いつも追いかけているのは時限付きの被写体ばかり。
「そりゃいつか」って言われるかもしれないが実態は「もうすぐ消える」ものばかり。
「ここだけはじっくり」と思っても結局行ける時には引退宣告されていることばかり。
ゆとりを持とうと思っても、そううまく行かないことの繰り返しである。

だからと言って、旬の列車を追ってあっちへこっちへを繰り返すことはおそらくもう変わらないだろう。

ならばせめて与えられた機会だけは毎回真剣に向き合いたいものである。
失敗の要因は数あれど自分が原因となることだけは避けたいものだ。
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2016/12/18 水郡線 工1890 常陸青柳~常陸津田

今年も12月に水郡線を訪れた。〆は最近話題となっている常陸津田の築堤へ。
この日はホキ6両ということもあり編成全体を取り入れる構図で狙った。

姿を現したDE10が牽く列車は水戸へのラストスパート、エンジン音を轟かせて目の前で加速していった。
この手の列車は毎日運転されるわけではないし、近い場所を走っているわけでもない。
この日は数少ないチャンスをうまく活用できただろうか。
「             」
いつしかこれの分かる日が来るだろう。

青く見える隣の芝を羨むだけではなく足元の芝を青くできるように、悔いを残すことのないように。
間もなくやってくる新しい年も、未だ醒めぬ夢を追って全力加速フルノッチ。

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# by wakashiosai | 2016-12-31 19:00 | 鉄道撮影(関東・JR) | Comments(0)