線路端風景録

カテゴリ:鉄道撮影(西日本・JR)( 15 )


あの青空が恋しい

まだ訪れたことのない県を巡ることもかねて向かった先は九州。
飛行機から見えた雲と青空の織り成す天空の世界がなんと美しかったことか。
初めてというわけでもないのに妙に感動してしまった。

しばらくして降り立った先は雲の下であった。

車を走らせて向かった先は大村線。
定期運用では長崎周辺でしか見られないキハ66系が走っている。
1編成が廃車になってしまったものの14編成28両が今も健在だ。

時間が経つにつれ太陽が顔を出すようになった。
とはいえ影ができる程度で、青空と呼ぶのは少々難しいもの。
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2016/9/8 大村線 岩松~諫早 238D
いくら陽が射したといってもフィルターがかけられたような状態で思うような色は出ない。
見返せば見返すほどもう一回行きたいという欲が湧いてくる。

やがて再訪した時の新発見に期待が高まるばかりである。

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by wakashiosai | 2016-09-21 19:00 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

5年目の夏

四国からの帰り、琵琶湖畔へ立ち寄った。

1本だけ残った湘南色113系を湖西線で狙う。
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2016/8/8 湖西線 蓬莱~志賀 2845M

湖岸特有なのか風が強い日であった。
この撮影地もそのうち防風柵が取り付けられるという。

各地から姿を消しつつある113系・115系。
しかし、滋賀には懐かしくもやかましいモータ音が今日も健在である。

工夫を凝らした撮影が出来なかった房総の113系が消えてからもう5年。
この5年でかつて憧れたものに近づいてこれたのだろうか。
そして、次なる夢のためには何をすればよいのか。
何れも口で言うだけなら簡単なのだ。

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2016年9月更新分より撮影日・路線名・区間・(可能な限り)列車番号を併記するように変更します。

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by wakashiosai | 2016-09-07 19:00 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

勝率五割

晴れ予報が並ぶときでも本当に晴れるか晴れないかは運任せ。
天気が目まぐるしく変わるこの国で何日も連続で撮るときはすべてうまくいかないと考えた方が納得できる。
少しでも勝率を上げていくためにうまい付き合いが必要なのだと思う。

今年の夏は1日おきに綺麗に晴れる日と曇る日が繰り返されるような天気が時折続いた気がする。
3日間いた四国。最終日の朝は綺麗に晴れた日であった。
狙うのは牟岐線を上るノーマルなキハ40系の徳島行3両編成。
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影が抜けるか心配であったが車体にかかることはなく一安心。
線路脇に立っている標識が少々邪魔であったが、最高の光線状態で撮影することができた。

当初一番撮りたかったものをおさえることができ気分は上々。

だが3日間では回り切れなかったところも多い。
再訪を誓って大鳴門橋を渡ったのだった。

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by wakashiosai | 2016-08-31 19:00 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

夢の超特急 ~ Zero's spirit

夢の超特急。
自動車と飛行機の時代が来ると言われていた頃に新幹線の建設は始まった。
「夢の」というのはまさしく「夢」でしかないと考えられて付けられた蔑称なんだという。

前回の東京五輪に合わせて新幹線は開業した。
東京大阪間を3時間10分で結ぶ「超特急」が走り始めたのだ。

かくして夢は現実のものになった。
現代、国内の長距離輸送手段といえば、飛行機と自動車に加えて新幹線がすぐに思い浮かぶ。

一方で地方のローカル線は今まさに存続の危機を迎えているところが多い。
自家用車の時代となり、様々な面で劣る鉄道は不利になってしまったのだ。

そこに切り込んでいったのが種類豊富な観光列車である。
手段から目的へ。
それ自身が名物となるような個性的な列車が全国津々浦々で走り始めた。

その中でも予土線には3兄弟と呼ばれる列車たちが産まれた。
鉄道ホビートレインと銘打った0系に模したディーゼルカーもその一つ。
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現代に甦った超特急はふるさとの夏をトコトコ走る。

次の東京五輪に向けて、地方路線の新たな「光」になれるだろうか。
1両だけのかつての夢は期待と不安を乗せて四国の果てを駆け巡る。

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by wakashiosai | 2016-08-24 18:30 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

それでも「上」を目指す

この日の早朝は曇り模様だったが次第に晴れ渡った。
松山市街を抜けて海沿いの国道を西へ走る。

向かった先は10年ほど前の青春18きっぷのポスターに使われた串駅近くの俯瞰。

紹介されていた場所までの路は難易度の低いものだった。
ところが集落内で分岐の多さに惑わされしばらく到達できない。
俯瞰撮影地を見つける腕はまだまだ足りないようだ。

普通のキハを撮ることはかなわなかったがこれには間に合った。
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茜色と黄金色に塗り替えられたキハ40の改造車、「伊予灘ものがたり」号。
景色を眺めながら食事を楽しめるのがウリの観光列車だという。

事前の接近を知るのは難しいポイントであったが、この鉄橋は今にも止まりそうな速度で通過。
観光名所の下灘駅では数分~10分程度の停車時間がある。
そういうことも含めたサービスなのだろう。
慌てることもなくシャッターを切ることができた。

とはいえやはり夏の空。
空の青さを反射する海の色は今一つというところだった。
やはりこれも秋ごろに訪れるのが一番よいのだろう。

たとえ空の抜けが悪くとも、
美しいものを見るために上を目指す。
この気持ちがやむことはまだしばらく無いだろう。

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by wakashiosai | 2016-08-17 18:00 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(2)

新たなる瀬戸の風 ~ RetroFuturism

試験が終わり梅雨が明けて向かった先は四国。

予讃線は海と絡めて撮影できる見立海岸の有名撮影地へ。
海の向こうには多度津の造船街がある。

電化率の低い地域ではあるが岡山・高松~松山間は概ね毎時1本電車特急が走る。
狙うのは新型車8600系。
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予讃線電化時より走る8000系以来およそ20年ぶりの新型車となるらしい。
「しおかぜ」4往復、「いしづち」5往復、7両編成の2本が毎日フルで役目を果たす。

四国といえばほかの旅客鉄道各社とは一風違う意匠の車両や形式名の与え方など独自色が強い。
少なくとも自分は2000系などの写真を見てそう思っていた。

どうやら今回も例に漏れることはないらしい。
新たに登場した8600系はレトロフューチャーがデザインコンセプトだという。
前面の黒い円形は蒸気機関車の力強さを、車体側面のオレンジとグリーンは愛媛の特産品である柑橘類を連想させる。
他方、内装や足回りは最新式の設備が取り入れられ、快適性や安定性に富んだ設計になっているという。

自動車に押され気味な鉄道による四国の都市間輸送。
無くなってしまった乗車欲を復活させる電車がここにある。

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by wakashiosai | 2016-08-10 17:30 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

池の浦大俯瞰

伊勢神宮内宮の北東に位置する朝熊山。
神宮を守る霊山とされ古くから信仰されてきた山である。

伊勢志摩スカイラインによって内宮から15分ほどで山頂までアクセスすることができる。

訪れた日の天気は快晴。
遠く知多半島や渥美半島の先に遠州灘沿岸まで見渡すことができた。

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山上のお寺や展望台を越えてもう少し鳥羽方へ下った見晴らしのよいところにその撮影地はある。
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入り江に橋をかけるようにして敷かれた鉄路を白キハが走る。

東海色に塗られたその車体は離れた山の上からでもひときわ目立って見えた。

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by wakashiosai | 2016-03-26 18:00 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

日置川をゆく

「くろしお」ではなく105系に焦点を当てて撮影を行った日。

場所を変えて今度は日置川から。
ここは線路が集落からも離れており自然な風景と絡めて撮影することができた。

以前381系を撮った土手の上からではなくこの日は水面の高さから列車を少し仰ぐような角度で。
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明るい配色のその電車は、水鏡にはならなかった川面にもその姿を映し出していた。


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by wakashiosai | 2015-10-20 22:00 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

古座川をゆく

105系を撮らないかと誘われて向かった紀南。

古座川沿いに所せましと並ぶ家並みを見渡せる場所から。

待ち構えるは最近ついに残り1本になってしまったという春日色の編成。
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6両の381系「くろしお」もあったが105系の方が締まるような感じがしたのであえてこちらを。

2両の短き地域の足は今日も本州最南の地を走り続ける。

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by wakashiosai | 2015-10-14 22:30 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

丹波の里山を行く

シルバーウィークは再び関西へ。

南へ必ず行っていた前回、前々回と変わり今回は北近畿方面を中心に廻った。

編成写真ばかりで少し飽きてきたころ、気分を変えて俯瞰へ。
上で既に構えている方を見上げながら斜面をよじ登った。 

少し高いところに上ると、幾多にも連なるあまり高くはない山々を望むことが出来た。
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田んぼが黄金に染まり秋めいてきた頃。
山が迫る桂川のほとりを今日も国鉄色が駆け抜ける。

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by wakashiosai | 2015-09-28 21:30 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)