線路端風景録

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「あいづ」その名の情熱

国鉄色485系仙台車のラストラン。
以前の当たり前が終わりを迎える。

2日間に亘って支社管内の各路線を駆け巡る。
周知の通りに1日目は東北本線から磐越西線へ。

元東武直通編成と共に最後の役目として与えられたのが磐越西線。
1日3往復、郡山と会津若松の間を駆け抜けた。

5年前に現在の塗装に変更されて一気に撮影欲がわいてきた。
行くわけでもないのにダイヤ情報誌の編成変更欄に心を躍らせていた頃があった。

早めに行きたいと思いつつもマトモに行けるになったのはデッドラインが迫るころから。

わずかな間ではあったが、何回か訪ねることができた。


磐越西線最後の一枚は今まで行ったことの無かった広田の直線区間へ。

他の撮影地同様、ここも鉄道ファンで埋め尽くされていた。
先にいた人の厚意でなんとか入れていただきカメラをセット。
自分が撮れる最後になるであろう時を待った。
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おなじみになった赤い方の「あいづ」幕を掲げて走る。

勾配線区ながら直線区間はそれなりにあったにも拘らず、あまり撮れなかったアングル。
天候は心配するまでもない晴れ、タイフォンも閉じていてくれた。

最後はカッチリとした編成写真で〆ることができた。
至福のひと時を与えてくれた全てに感謝なのである。

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by wakashiosai | 2016-06-26 18:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

逃避

金谷川や越河はもう蟻一匹通さない。
そんな話を聞いた。

半信半疑であったがそれはやがて確信に変わる。

ならば他の場所を探そう、そう心に決めて1発目は面縦に切り替える。
向かった先は構図を悩んである程度動けるくらいの場所。

待つこと数時間。
やがて「ひばり」が翔けてきた。
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雲と共に。

面縦は難しいものだと実感した。

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by wakashiosai | 2016-06-21 21:30 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

終焉は突然に

国鉄色の485系がラストランを迎えた。

撮り鉄を始めて6年程度でしかないが当時はまだ「いなほ」や「北越」はもちろんのこと、「雷鳥」も走っていた。
今のような機動力も資金力もなく、キハ52などと並んで雑誌に写ったそれに憧れていたような頃。

いつか大自然の中をいくキハを、特急色を編成撮りでカッチリと。
かつての小さな夢であった。

仙台のA1A2編成もあかべぇ色であったことなどからいつか撮りに行けたらいいな、その程度にしか思っていなかった。

その後新幹線が開業したり、新型が次々登場した。
そして遂に今年の春、485系が定期運用を失った。

「あいづライナー」が無くなった後、繁忙期の会津に臨時として走っていたそれが居た。
まだ今年くらいは楽しませてくれるものだろうと思っていたら突然のラストランの報。

梅雨時の割によい予報が出た18日の土曜日、会津へと向かった。

できる時にできることをしておけばこんなに悔しい思いはしなかったのかもしれない。
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冬に泣かされたタイフォンは最期まで。

諦めたときが夢の最後。
ひとつひとつ小さな欠片をいつまでも。

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by wakashiosai | 2016-06-19 18:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

青の境界

日に日に暖かさが増していく五月下旬。

「わくわくドリーム」号の復路を撮りに山形へ向かった。
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この日の2発目は吹浦からバイパスしばらく走った先にある駐車場の俯瞰へ。
「一瞬」を待つ多くの人が構えていた。

夜を駆け抜けてきた583系の向こうには、穏やかな春の日本海。
これもまた春らしさなのか、海と空の境が分からないような霞んだ青空。

抜けのよさを期待するならばまた秋頃に訪れるのがよいのだろうか。

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by wakashiosai | 2016-06-04 21:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)