線路端風景録

青空は遠くへ

収穫の秋。晴天の秋。
増えてきた週間予報の晴れマークに期待が高まる。

今回は先週の続き。
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2016/9/25 9216 磐越西線 関都~川桁
郡山へ向かうこの時ばかりの快速はED75が旧型客車5両を牽く。
オハニが混じらない端正な姿の5両編成でやってきた。
開く窓から顔や腕が見えるのは盛大にやられても困るが、らしさを感じられてよいものである。

残念ながら719系快速が行った後は雲が広がってきた。少しは盛り返したが結果はこの通り。
元々良くはない予報の中昼過ぎまで持ってくれたこと自体ありがたいことだったのかもしれない。
最近は編集技術が素晴らしいらしくうまくやればこんな状態も救えるという。
しかし、陽光降り注ぐときの写真がこの状況で一番なのは言うまでもない。
環境が整えばやってみたい技ではあるが曇ってしまったものはもう仕方がない。
終わりよければなんとやら。
一番良い気分で、後味よく帰途につけるのはその日の最後を美しい晴天のもとでVに決まった時だ。

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# by wakashiosai | 2016-10-12 20:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

みのりのいろ

暑さもだいぶ和らいだ彼岸明けのこの日は実りの会津へ。

黄金色に染まる田んぼの縁で構えた。
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2016/9/25 3238M 磐越西線 関都~川桁
郡山へ向かう快速は719系4両。
磐越西線らしいあかべぇ塗装の編成ではなくノーマルな原色の719系同士でやってきた。
複線区間を走る長い編成もよいが、単線の田園地帯をゆく姿も趣のあるものである。

黄金色に限らず気が付いたら旬が終わっているのはいつものこと。
そしてこれからの時期はどんどん昼間の太陽も下がっていく。
季節物と太陽の運行は常に注意深く追いかけていきたいものである。

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# by wakashiosai | 2016-10-05 20:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR) | Comments(0)

いつか再び光が差すことを願って

毎年台風が多く通過する9月も終盤を迎えた。

台風10号で被災された北海道や岩手などの各地域が一刻も早く復興を遂げることを祈る。


時は遡り11年前。
2005年の台風14号により延岡から高千穂を結ぶ高千穂線が橋梁や路盤の流失など大きな被害を受けた。
県などは費用などの大きさから復旧を断念。同線もじきに廃止されてしまう。

しばらくして被害の無かった高千穂側では”スーパーカート”が鉄路を走るようになった。
高千穂駅から岩戸川に架かる高千穂橋梁までを往復するという。
100 mの高さがあるという橋の上はさぞかし絶景であろう。

天岩戸神社からの帰り道、鉄橋が目に入り車をとめた。
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2016/9/9 (旧)高千穂線 深角~天岩戸

実りを迎える棚田の奥に高千穂橋梁を望む。

いつかは延岡までの復旧を。
錆びついてしまっただろう鉄路が輝きを取り戻す時に思いを馳せて。
この地で再び列車が走る日が来ることを夢見てシャッターを切った。

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# by wakashiosai | 2016-09-28 19:00 | 鉄道撮影(私鉄) | Comments(0)

あの青空が恋しい

まだ訪れたことのない県を巡ることもかねて向かった先は九州。
飛行機から見えた雲と青空の織り成す天空の世界がなんと美しかったことか。
初めてというわけでもないのに妙に感動してしまった。

しばらくして降り立った先は雲の下であった。

車を走らせて向かった先は大村線。
定期運用では長崎周辺でしか見られないキハ66系が走っている。
1編成が廃車になってしまったものの14編成28両が今も健在だ。

時間が経つにつれ太陽が顔を出すようになった。
とはいえ影ができる程度で、青空と呼ぶのは少々難しいもの。
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2016/9/8 大村線 岩松~諫早 238D
いくら陽が射したといってもフィルターがかけられたような状態で思うような色は出ない。
見返せば見返すほどもう一回行きたいという欲が湧いてくる。

やがて再訪した時の新発見に期待が高まるばかりである。

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# by wakashiosai | 2016-09-21 19:00 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)

深緑の棚下より

戦国時代に築かれたという砦の先端に立つとまるでミニチュアのような里山の風景が広がっていた。
この日もまだ残暑が厳しいころだったが朝の日陰は心地よいものだった。

関東と越後の境界である谷川岳を目指して渋川から水上までの約40 kmでおよそ300 mの山登りをする上越線。
利根川沿いの谷にウネウネと蛇行した線路が敷かれている。
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2016/8/23 上越線 津久田~岩本 726M
朝の上り列車は夏休みも関係なく6両編成。
急勾配や降雪に備えた装備を持って登場した115系。
導入以来40年近くが経とうとする古参ランナーだ。

国境の北側は新型E129系に置き換わってしまったという。
南側も211系への置き換えが発表された。
この地もまもなく俯瞰からあまり目立たないステンレス車の楽園になるだろう。

オレンジ色の鋼製車体は最期の輝きを見せている。

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# by wakashiosai | 2016-09-14 19:00 | 鉄道撮影(関東・JR) | Comments(0)