線路端風景録

終焉は突然に

国鉄色の485系がラストランを迎えた。

撮り鉄を始めて6年程度でしかないが当時はまだ「いなほ」や「北越」はもちろんのこと、「雷鳥」も走っていた。
今のような機動力も資金力もなく、キハ52などと並んで雑誌に写ったそれに憧れていたような頃。

いつか大自然の中をいくキハを、特急色を編成撮りでカッチリと。
かつての小さな夢であった。

仙台のA1A2編成もあかべぇ色であったことなどからいつか撮りに行けたらいいな、その程度にしか思っていなかった。

その後新幹線が開業したり、新型が次々登場した。
そして遂に今年の春、485系が定期運用を失った。

「あいづライナー」が無くなった後、繁忙期の会津に臨時として走っていたそれが居た。
まだ今年くらいは楽しませてくれるものだろうと思っていたら突然のラストランの報。

梅雨時の割によい予報が出た18日の土曜日、会津へと向かった。

できる時にできることをしておけばこんなに悔しい思いはしなかったのかもしれない。
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冬に泣かされたタイフォンは最期まで。

諦めたときが夢の最後。
ひとつひとつ小さな欠片をいつまでも。

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by wakashiosai | 2016-06-19 18:00 | 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR)
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