線路端風景録

夢の超特急 ~ Zero's spirit

夢の超特急。
自動車と飛行機の時代が来ると言われていた頃に新幹線の建設は始まった。
「夢の」というのはまさしく「夢」でしかないと考えられて付けられた蔑称なんだという。

前回の東京五輪に合わせて新幹線は開業した。
東京大阪間を3時間10分で結ぶ「超特急」が走り始めたのだ。

かくして夢は現実のものになった。
現代、国内の長距離輸送手段といえば、飛行機と自動車に加えて新幹線がすぐに思い浮かぶ。

一方で地方のローカル線は今まさに存続の危機を迎えているところが多い。
自家用車の時代となり、様々な面で劣る鉄道は不利になってしまったのだ。

そこに切り込んでいったのが種類豊富な観光列車である。
手段から目的へ。
それ自身が名物となるような個性的な列車が全国津々浦々で走り始めた。

その中でも予土線には3兄弟と呼ばれる列車たちが産まれた。
鉄道ホビートレインと銘打った0系に模したディーゼルカーもその一つ。
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現代に甦った超特急はふるさとの夏をトコトコ走る。

次の東京五輪に向けて、地方路線の新たな「光」になれるだろうか。
1両だけのかつての夢は期待と不安を乗せて四国の果てを駆け巡る。

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by wakashiosai | 2016-08-24 18:30 | 鉄道撮影(西日本・JR) | Comments(0)
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