線路端風景録 | |||||
海岸線のすぐそばに段丘崖が迫る追良瀬の海岸。 追良瀬川の南側では国道も線路と共に海岸線に沿って通るが、北側は国道が段丘面に上がってしまう。 台の上に鉄道を通せるはずもなく、ここでは五能線だけが海と崖の間隙を縫う。 海に突き出るようにある塩見崎の近くから夕暮れの海岸をいく列車を狙った。 遠くまで続く崖は、ゴールデンウィークの喧騒すらよそにする。 そんな気がした。 川の向こう側に姿を現した列車はすぐには足元にやってこない。 広がる海を眺めながら、ゆったりと流れる時間を楽しんだ。
by wakashiosai
| 2017-06-13 20:00
| 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR)
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