線路端風景録 | |||||
只見線は9時前に会津川口駅を出発する426Dが行ってしまうと、概ね3時間ほどの空白ができてしまう。 いつもはなんだかんだでうまく暇を潰していたのだが、この日はどうも合間にやりたいことが無かった。 第一橋梁の下で水鏡のキハをゲットした後は結構悩んだ末、SLを撮ることに決めた。 国道49号と磐越西線が離れるため、あまり訪れることのなかった豊実方面へ。 煙が期待できるという面縦ポイントに向かった。 真上から痛みを感じるような陽射しが降り注ぐ。 どのくらいの画角を取っておけばよいのかは正直よく分からなかった。 列車本数がかなり少ない区間であるからか、線路は夏の草に占拠されている。 漆黒の機関車は草など気にせず、その車体の高さを超えるほどの煙を上げて走ってきた。 煙はおそらく悪いことはないのだろうが、車体横の標識を排除できなかったのが悔やまれる。 この後は杉峠を越えて再び只見線へ。 結果としてSLを撮りにこちらへ来たことは失敗であったのだが、それは終わったからこそ言えることだ。
by wakashiosai
| 2017-07-20 20:00
| 鉄道撮影(信越・東北・北海道・JR)
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